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【リハビリ】大腿骨頚部骨折に対する理学療法評価5項目(学生向け)[前編]

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おはようございます。

理学療法士のジェネラル(@04_01yoshi)です。

 

 

今回の記事では、

 

大腿骨頚部骨折に対する理学療法評価』

 

について書いていきます。

 

 

大腿骨頚部骨折に対する理学療法評価と言われても

 

・どんな評価方法があるのかな...

・あれとこれはわかるけど他は何があるかな...

・なぜやるのか説明出来ない...

・どんなふうに考察すれば良いかわからない...

 

という学生が多いのではないでしょうか。

 

理学療法学科の学生は臨床経験がほぼないので

 

「どんな評価をすべきか」

 

と突然聞かれても適切に答えるのは難しいと思います。

※学生時代の僕も答えられませんでしたし、僕の友人も学生時代は答えられなかった人が多かったです。

 

 

そのまま答えられない状態で放置すると

 

臨床実習で困る。

就職してから困る。

 

とにかく困る時が来ます。

 

 

最悪の場合、行き詰まり過ぎて挫折してしまう可能性すらあります。

※実際、ドロップアウトする人も多い。

 

 

でも、安心して下さい。

 

臨床実習や新人時代を華麗(?)に乗り越えた僕が

評価の最低限を伝授します。

 

 

この記事と後編を読むことで、

 

・臨床実習中、バイザーに怒られる回数が減る。

・臨床実習中の精神的ストレスを軽減できる。

・臨床実習中の身体的ストレスを軽減できる。

 

上記のようなメリットがあります。

 

 

そして、この記事の前編&後編を読み終えたあなたは…

 

臨床実習を乗り切れる可能性が上がります。

 

 

臨床実習でドロップアウトする人は意外と多いです。

頭は良いのにバイザーと上手く行かないばかりにドロップアウト…

そんな人を何人も見てきました。

 

もう、見過ごすなんて出来ません。

是非、この記事を最後まで読んで臨床実習に打ち勝ちましょう!!

 

それでは本題に移ります。

 

 

【理学療法評価5項目】

 

僕が大腿骨頚部骨折で最低限、評価する項目は以下の通り。

 

・ROM

・MMT

・下肢長

・周径

・疼痛

 

この5項目

 

 

最初に言っておきますが、この5項目は

 

「最低限」

 

の評価です。

 

 

詳しく個別的に診ていくにはもっと評価内容を増やしてそれぞれを深掘りする必要があります。

 

学生にはまずこの「最低限」を実行することをオススメします。

 

なぜなら

最低限の評価も出来ていない。

治療出来ない。

バイザーに怒られる。

実習辛くなる。

継続困難。

リタイア。

 

最低限が出来ないと、このような流れになりかねません。

最悪な状態にならないために最低限の評価を確認しておきましょう。

 

今回は、「前編」ということで

 

・ROM測定

・MMT

 

について書きます。

 

後編で

 

・下肢長

・周径

・疼痛

+考察方法について

 

書いていきます。

 

では、順番に説明していきます。

 

 

【ROM測定】

 

大腿骨頚部の患者に対して最低限行うROM測定の関節と運動方向を紹介していきます。

 

★股関節

 

・屈曲

・伸展

・外転

 

上記の3方向。

 

なぜ、この3方向かというと…

 

・基本動作、歩行に影響。(屈・伸・外)

 →立ち上がり動作や歩容改善など。

・応用動作に影響。(屈・外)

 →浴槽の跨ぎ動作。

・筋力訓練を行う方向。(屈・伸・外)

 →腸腰筋、大臀筋、中臀筋の運動方向。

 

 

★膝関節

 

・屈曲

・伸展

上記の2方向。

 

なぜこの2方向かというと…

 

・基本動作や歩行に影響。(屈・伸)

 →立位・歩行の安定性に影響。

・応用動作に影響。(屈・伸)

 →段差・階段昇降に影響。

・筋力訓練を行う方向。(屈・伸)

 →大腿四頭筋・二頭筋の運動方向。

・既往歴などの状態把握に有用。(屈・伸)

 →過去に膝関節の疾患があった場合、より重要。

 

 

★足関節

 

・底屈

・背屈

上記の2方向。

 

なぜこの2方向かというと…

 

・基本動作や歩行に影響。

 →立位・歩行の安定性に影響。

・筋力訓練を行う方向。

 →前脛骨筋、下腿三頭筋の運動方向。

 

 

★ROM測定のまとめ

 

大腿骨頚部骨折のROM測定をまとめると以下の通り。

 

★股関節

・屈曲

・伸展

・外転

★膝関節

・屈曲

・伸展

★足関節

・底屈

・背屈

 

以上の7つ

 

注意事項として再度書きますが、これは僕の中での

 

「最低限」

 

です。

 

さらに言えばこれは既往歴の影響を全て排除しています。

 

例えば、

 

過去に肩関節の疾患を経験している場合、上肢の評価が必要になります。

今回の説明は純粋に大腿骨頚部骨折だけだった場合の参考例です。

 

 

【MMT】

 

ここからは僕が大腿骨頚部骨折の患者に対して行うMMTの項目を紹介していきます。

 

★股関節

 

評価する股関節のMMTの項目は以下の通り。

 

・屈曲

・伸展

・外転

 

評価するのは上記の3つ。

 

なぜ上記の3つかというと…

 

・屈曲

 →立位、歩行の安定性に影響。

 ※小転子に転位が認められる場合、特に重要。

  →腸腰筋の停止が小転子であるため。

・伸展

 →立位、歩行の安定性に影響。

・外転

 →立位、歩行の安定性に影響。

 ※大転子に転位が認められる場合、特に重要。

  →中臀筋の停止が大転子であるため。

 

 

★膝関節

 

評価する膝関節のMMTの項目は以下の通り。

 

・伸展

 

膝のMMTは伸展のみ。

 

なぜ伸展が重要かというと…

 

・伸展

 →立位、歩行の安定性に影響。

 

膝折れを防ぐために大腿四頭筋の遠心性収縮が必要なので伸展は超重要。

 

 

★足関節

 

評価する足関節のMMTの項目は以下の通り。

 

・底屈

・背屈

 

上記の2つ。

 

なぜこの2つかというと…

・底屈

 →立位の安定性と歩容に影響。

  立位のバランスを取る時に必須。

  歩行の速度調整と安定性に関与。

・背屈

 →立位と歩行の安定性に影響。

  ヒールコンタクトに必須。

 

基本的には立位での支持性、安定性に関与しています。

さらにいうと歩行中のふらつきや速度調整などに関与するため歩行を分析する上で無視できない筋です。

 

 

【前編のまとめ】

 

今回の記事では大腿骨頚部骨折に対する理学療法評価(学生向け)[前編]ということで、僕が大腿骨頚部骨折の患者に行う最低限の評価である

 

・ROM測定

・MMT

・下肢長

・周径

・疼痛

 

の中から

 

・ROM測定

・MMT

 

について書きました。

 

深掘りしようと思えば、まだまだ出来ます。

しかし、『学生向け』の記事ということで説明は簡単にという感じでとりあえずは終了しておこうと思います。

 

後編記事はこちら↓

【リハビリ】大腿骨頚部骨折に対する理学療法評価5項目(学生向け)[後編]

 

 

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